複数での会話だとよく聞き取れない、相手に何度も聞き返すことが増えた、「何か言っている」のはわかるが「何と言っているか」分らない、など聞こえにくいことで、生活の中で不自由を感じておられる方に対し、医師が難聴を評価診断し、その後、言語聴覚士が補聴器の相談をお受けし、ご希望をふまえ補聴器の選択・調整をいたします。

流れ

  1. 医師による診察
    耳鼻科的治療を行うとともに、実際に補聴器が生活上必要であるか問診し、本人の意向を伺います。
  2. 補聴器適合のための、聴力検査・その他検査
    検査結果をふまえ本人へ説明を行い、必要であれば補聴器の試聴を行います。
  3. 補聴器の貸出開始
    補聴器についての説明をし、1回目の補聴器適合検査:補聴器の適合が良好であれば、補聴器(貸出用)の貸出しを開始いたします。
  4. 2回目以降、補聴器適合検査・補聴器の調整を重ね、器種を選定していく
    補聴器器種の選定や調整を行っていき、本人の意向と、生活環境にて装用効果があるようであれば、補聴器を作製いたします。
  5. 補聴器お渡し:補聴器作製後の補聴器適合検査
    補聴器の使用方法・保管方法など再度説明し、補聴器をお渡しします。
  6. 定期的な点検・検査
    1ヶ月・3ヶ月後・6ヵ月後の定期点検・聴力検査を実施し、必要に応じて調整を行います。

予約

完全予約制です。

受診を希望される方は、お電話でご予約の上、ご来院ください。

費用

・各種検査は医療保険の適応となります。

※当院は、高度難聴指導・補聴器適合検査の示説基準を満たす医療機関として認定されています。